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ジャケ買い

50-70年代のスウェーデン語の本はカバーのデザインで買う事が多いのです。本と言いましても、手芸本や子供用の本だけどね。そして中身もきちんとチェックするのよ。なぜなら、大抵の古い本の表紙のデザインは恐ろしく可愛いのです。でも、そんな読みもしない本ばかり買っていたら、我が家にものがあふれ、夫に白い目で見られるので、中身もチェックし使えるもののみお買い上げさ。

 いつか手芸をするぞ!と思い、手芸基礎本ばかりですが、大変ためになるの。でも、それを行動に移すかと言われれば「移す予定は現在の所無いぜ」と言うのよ。

 ちょうど今、黄緑色の本と同じ色のワンピースを買ったの。オネエが結婚するからそれ用だよ。テへッ。

最近ひどく心に残った本のについて

どうも。「心に残った本」と言うよりは、ポッドキャストでダウンロードした朗読を聴き、そこから「いつまでも頭の中から離れない文章」と言った方が正しいのでしょうか・・・。

 先ほども言いましたが、最近音楽を聴くよりも朗読を聴いていた方が落ちつくので、朗読ばかり聴いております。その中で、「こんなに素晴らしい表現があろうか!」と、恐ろしく感動したものを2つ紹介したいのです。ちなみに、本の内容とは特に関係がないので参考にはなりませぬ。

 1作目は太宰治のヴィヨンの妻です。読んだ事ある人は多いのでしょうか?個人的には太宰治の作品は読んでいるだけで卑屈になってくるので元気な時にしか関わらないようにしておりますのよ。

 夫の借金を返さなければいけないが、良い当てもなく幼い息子を抱いて街をうろつく妻が思った事。

『坊やは、何と思ったのか、おいもを口の中に一ぱい頬張ったまま、けけ、と妙に笑いました。わが子ながら、ほとんど阿呆の感じでした。』

 です。これは事ある毎に思い出し、私を悩ます。赤子が「けけ」と笑う様・・・。末恐ろしい!昔は犬の鳴き声を「びょう!びょう!」と表現していたのと同じくらい気になる!主に吉田戦車が書く赤子の絵で、「けけ」という擬音が描かれている感じ。ちょっと失笑したい時に最近毎回この図が浮かぶの。かなりの影響力のある一言でした。

 さて、2作目は菊池寛の俊寛です。

 平家打倒の陰謀に失敗し、鬼界ヶ島へ島流しにあった俊寛。陰謀の張本人と言う事より他の受刑者が赦されたけど、俊寛のみ鬼界ヶ島に取り残された。そこで出会った少女に良い所を見せようと大きな魚を釣ろうとするが上手くいかず。そこで少女がとった行動。

『その時に、突然かの少女が叫び始めた。俊寛は、最初彼女が、何か自分に話しかけているのではないかと思った。が、少女は天の一方を見詰めながら叫んでいる。そのうちに、俊寛は、その叫び声の中に、ある韻律(いんりつ)があるのに気がつく。

 そして、この少女が歌をうたっているのだということが分かる。』

 です。俊寛ひどい!少女も頑張っていい所を見せようと思ったのに!ただ、これから2つの事が思い出された。1つはインド女性の歌い声。2つ目はクリンゴンの歌い声。まあ、この2つについては私に取って大変重要なポイントですが、全く興味がない人の方が多いはずなので無視して下さい。ただ、俊寛の感覚に新鮮みを覚えたもので。

 今でこそ音楽には色々なものがあると言う事を私たちは経験から知っておりますが、当時は勿論そんな事を知る由もなく。ノイズバンドなんて、この当時にしたら恐ろしい程のタダの雑音だもんね。

 ということで、カプラ!

古本じゃ

表紙です 気付けば”文学”やら”書籍”やらと言うカテゴリーが無かったので、少々無知な感じがしてしまいました・・・。ここは見えを張らねばと思い、急遽カテゴリーに”本”を足してみた。う〜ん。知的じゃのう。ちなみに夫は読書家(オタクらしくSFを好む)ですが、私は結構読まない。こういう所が駄目なんだろうねぇ。

Spisa ribbですー さて、数日前、”Så jag dukar…”っていう、何か含んだ感じのタイトルの本を買ったの。ちなみに”私はこうテーブルセッティングします…”って感じでしょうか。最後の”…”が非常に気になる。

 この本は1962年に出版された物で、テーブルセッティングの仕方やアイディア、ちょっとした歴史なんかを紹介しております。この本をまだきちんと読んでいませんが、なかなか楽しい。そしていろんな意味でいじらしい。

Bersåなど まず、写真!何と古めかしい事よ。そしてなによりセッティングに使われている食器たち!あんた!今ではこれらの食器は日本のファッション雑誌に使われているのよ!主婦の友、主婦のバイブルが21世紀日本ではヤングの収集アイテムになろうとは思いもよらずだった事でしょう。

なんとまあ。 そしてもう1つ・・・。伝統的なパーティー用のテーブルセッティングがしてある写真のコメントですが、「80年代はこのようにパーティ用のテーブルセッティングがなされていました」って書いてあるんですがー。「80年代」って・・・。そう、1880年代!う〜ん。まあ、言われてみれば1980年代はこの当時からしてみれば20年も未来の事ですものねぇ。何と不可思議かつモダン!

 まあ、結局”本”といえども文学でもないし。本を読み(見)つつ、作者の意としていない所で笑ったり・・・ああ、最低な読書家さ!

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