ダージリンのトイ・トレイン
ダージリンの観光名所と言えばダージリン・ヒマラヤ鉄道でございまして。今回の旅、ハンピに引き続き2つ目の世界いさんざます。
あまりにノロいため、走っている列車に飛び乗ったり逆に飛び降りたりも可能。席は横に3つしか無く、大変可愛い蒸気機関車なのです。ジョイ・ライドと呼ばれるダージリンからダージリン(ダージリン→Ghoom→ダージリン)行きのチケットを買い、蒸気機関車を楽しむのはとても人気のアトラクションだぜ。
ジョイライドはもう、観光客のみ(当たり前か・・・)。距離的には往復16キロなのですが、休憩40分を含め、なんと約2時間半!遅!でも、それが楽しいんだよ。金額は一番後ろの車両で一人240Rs(約600円)という超高級ぶり・・・。(ちなみに今回の旅で利用したKanyakumariから Trivandrumまでの列車の料金は一人33Rs(約85円)でした。ね、高級ざんしょ?)
観光客は年配の金を持ってそうなヨーロッパ人、もしくはインド人が主流。ヨーロッパ人は夫婦できている人がほとんどでしたが、蒸気機関車の写真を撮っているのは男性のみ。「もしや電車オタク」と察する。
出発時刻が近づいたので、席に着くと、近くの席のスイス人老夫婦が「あら、ニコンですか?」と素晴らしい話しかけ方をしてきた。「ええ、D80です。」と答えると「私もです」と、嬉しそうに彼はD80を掲げた。私は「最高ですよね。D80。」と答える・・・。
なんだか大変自分がおじさん的なのでちょっと嫌になる。しかし、この人たちとお話ししたんですが、彼らは29年前に一度ダージリンを訪れた事があると言うインド5度目の、インド好きカップルでした。夫F氏は「俺は19年前にきた事があるという事のみが自慢だったのにー」と、彼らと別れたあとに敗北感に打ちのめされていました。
おじさんの話によると、当時は車両もまだ木製だったらしく、今のジープだらけのダージリンとともに嘆いておりました。ああ、おいら、その当時まだ生きてないしなー。そんな昔にインドを旅していただなんて・・・。羨ましい・・・。
それにしても今回蒸気機関車初体験でしたのよ。何に一番驚いたかって、窓を全開にしておいたら目が!痛い!理由も分からず痛がっていたの。そしてふと、自分の膝を見たら・・・。何か黒いものが沢山・・・。そうです、石炭のかけらと言いますが、くずと言いますかが沢山窓から入ってくるのです。「ポー!」っと黒い煙が出る度にドサー!っと入って来る。しかもすごい臭い・・・。線路沿いに住んでいる人は洗濯物が煙まみれになるし、うるさいに、臭いし大変だわ。
いやはや、それにしてもよい体験ができたわい。


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