Archive pippi March, 2007
恐ろしいんです
私はとても怖がりで、特に幽霊とかは本当に駄目なんですが、スウェーデンに来てからは幽霊に怯える事も少なくなったんですよ。日本の幽霊はスウェーデンにはいないだろうという予想により、何となく幽霊からは解放されたの。ただ、私は霊感がないし、幽霊も見た事がありません。
しかし、私の記憶を辿るところによると、私が幼少の頃にうなされていた悪夢の登場人物のほとんどが西洋の妖怪なんざんす。そう、ドラキュラと魔女。この二人には本当に怯えさせられましたよ。未だにドラキュラの歯がつらら並みに太くてでこぼこしていた夢を思い出す。そして、なぜあれが怖かったのか謎。そして魔女と言えば勿論「おーい!はに丸」の魔女おばさん。あれは何度も夢に見た。理由は分からないけど、あの人、本当に怖いし、今思い返せばなぜ恐れていたのか謎。
別に、怖い物は幽霊だけではないのよ。そう、怖いと言えば戦争。特に第二次世界大戦。あれは心底怖いし、夢でうなされる事がよくあるの。
私は26歳なので、勿論戦後生まれなんですが、やたら第二次世界大戦が怖いんです。写真とか、映像とかを見ると変な匂いがするし、とてもカサカサするし、「はだしのゲン」はビビっちゃって触れもしないし、本当に駄目。なんでしょうな、あの匂い。ちなみに”きな臭い”って言われると硫黄の匂いを思い出す。でも、辞書には硝煙の匂いって言う意味もあるって書いてあった。あ、間違ってたのね。
まだまだ怖い物があるんですが、吉田戦車の「超ちくちくウニウニ」という漫画でイソギンチャクの貫一(小学1年生)が、「1年生=同級生・2年生=先輩・3年生=大先輩・4年生=鬼・5年生=悪魔・6年生=大魔神」と信じていて恐れおののいていたのには笑ったのよ。世の中には変な物を恐れる人もいたもんだとホッと胸を撫で下ろしていたところ、やはり、私も先輩は怖いと気付く。この年だし、スウェーデン在住だし、今更先輩的な先輩に出会う事もないけど、やはり、先輩という響きは怖いのよ。
人に関しては、主に知らない人は怖いし、ファッショナブルなヤング達も私に取ってはおののきの素。ファッショナブルって言うのは本当に怖いよな。カフェーとか、本当にモダンなヤングが働いているから絶対バイトの履歴書とか出す気が起こらなかった。私はスーパーでおばちゃんと働いてたのさ。本当、どこまでもカフェーは落ち着けない。
そんなこんなで私の怖い物についての愚痴を終わらせたいんですが、最後に上の写真の説明。スウェーデン語を習い始めた時に、発音の練習をしてたんですが、その時にもらった紙の挿絵。太い物体が母音を現していて細い物体が子音を現しています。こわくねーかい?それよりも、”子音”って書いたら”死因”と最初に変換された。こわいー!
日本で働くスウェーデン人への朗報
もし、これをスウェーデン人が読んでいるならさっさと、ここを見ていただければ分かるんですが、スウェーデン語がわからなければ何が書いてあるのか分からないから見なくても良いのよ。そして、私がいつもこのような知的なホームページを見ていると思ったら大間違いですよ。私の知的なスウェーデン人の友達がリンクを送ってくれたのです。あぶねぇ。あぶねぇ。
まあ、一体何かと言うとね、柳澤厚生労働大臣とスウェーデンの社会大臣で、キリスト教民主党党首のGöran Hägglundが会談した内容で、スウェーデン人が日本で働く場合、勿論社会保険料、年金を払わねばならぬでしょ。でも、日本の法律では25年間働かねば年金は支払われなくて、たった3年分しかお金が返ってこない。そうなると、スウェーデン人に取っては2重で年金を払わねばならぬので、そこをどうにかしていただけぬか。という事なんです。
まあ、「という事なんです。」とか言ってるけど、間違ってたらごめんね。でも、そうなると良いね。おら、スウェーデンの永住権を取得したし、それって私にとってもいい事だもんね。日本の経済も上向きらしいし、なかなかナイスな事柄なのではないでしょうか。
スウェーデンと日本って本当に仲良しよね。車の免許証も交換するだけでOKだし(スウェーデンの運転免許取得の為にはEUとスイスと日本の免許証を持っている人以外の国の方は自動車学校に行って試験を受けないと駄目なの。高いし、難しい。)、ヴィザ更新も日本人はなぜか手数料無料(通常、手数料500Kr。約8400円。)。あー、本当に日本人で良かった。あー、でも、インドにも住んでみたい・・・。
キングとクイーンが日本に来たよ!
スウェーデンのカール・ギュスタヴ国王(18世紀くらいまではギュスタフと言ってたらしいけど、今はギュスタヴです。)とドイツっ子で、スウェーデン人からは「いつまでたってもスウェーデン語の発音が悪い!」でおなじみの、シルヴィア王妃が日本にやって来たよ!まあ、これを書く頃にはもう、日本にはいないだろうけど。
なんか、日本ではあまりニュースにはなっていなかったらしいけど、こっちでは・・・どうだったんでしょうね。最近、ニュースを見ていなかったので分かりません。あら、恥ずかしや。まあ、過去の事ですが、スウェーデン在住民として、報告させていただいたまでです。
一応、スウェーデン国王が日本にいったよ。っていう写真付きの ニュース 。「日本に着いたら大地震があったんだよ」というニュース。まあ、それだけではないんですがね。でも、超笑顔だし。ナイス!
ハーフと赤子
私はまだ子供がいないのです。子供がいない26歳です。最近まで赤子に触れる機会はほとんどなく、赤子砂漠だったわけです。しかし、最近私は日本人の方々と仲良くさせていただいとるんですがね、彼女達には子供がおり、私は日本語を喋れるし、赤子に触れるしで本当にうきうきした日々を送っておりますの。
日本人の赤子もスウェーデン人の赤子もインド人の赤子も皆可愛いのは当たり前なんですが、何と言ってもハーフは将来可愛くなる可能性が高い!「行け!稲中卓球部」の田辺ミッチェル五郎の例外はあるものの、ハーフはかなりの確率でうまくいくでしょう。私はがっちり一重で鼻が低いんですが、この課題はカンペキクリアされる事間違い無し!いくら、私の福井の血が濃かろうとも、夫も夫でヨーロッパの血がちょっとは目を二重にして鼻の高さも押し上げてくれるだろうし、足もちょろっとはのばしてくれるだろうよ。まあ、まだ見ぬ我が子に夢を抱きつつ、お友達の赤子でも突っついてモチモチ感でも堪能させていただきたいんです。
自分の子供は不細工よりも勿論可愛くあってほしいんですが、また、外見だけでなく言語も堪能になるじゃないですか?あれもいいね。しかし、我が子供は簡単に、日本語、英語、スウェーデン語をマスターするのが悔しい!まだ見ぬ我が子にジェラシー!だから、我が子にはこの3カ国語+2カ国語くらいノルマを課したい。できればあまり使えない言語。まあ、使えない言語って言ってもスウェーデン語もたかが1千万人が使っている言語だしね。ベンガル語って言っても2億人が使っているらしいし、なかなか使えない言語を探し出して我が子にノルマを課すのも面倒だし、言語に関しては日本語さえ覚えていただければ文句はなしです。
それにしても、赤ちゃんの自己防衛の手段が”可愛い事”というのには胸がドキドキさせられます。可愛くないと生きていけないんですって。前から赤子は可愛いと思っていたけど、あれは自己防衛の手段だったとは・・・。無邪気な顔して、「おら、可愛い。ウンチしてもよだれ垂らして怒られない」と知っていてあんな事をしているのかと思ったらなんだかやるせない。そしてその罠にまんまと引っかかってデレデレしている私も情けない。これからはあの罠に引っかからないよう、赤子に接したい。
どうでもいいけど
この前スーパーに買い物に行ったら、こんなパッケージを発見(右の写真)。クリックしていただいたらよくわかると思うんですが、やたらメルヘンでラブ感漂うデザインなり。多分ですが、伝統的なドイツの民族衣装に身を包む男女。お嬢さんは片足を折り曲げエビぞりで餌を待つ体勢。そして殿方の方はと言えば笑顔で餌付け。こんなイチャイチャな挿絵の割には中身はサラミチップスとでも言いましょうか。
こういうパッケージを見ると私は大変嬉しい。だって、スウェーデンってなんか全てがモダンで北欧的デザインなのね。なんか、ハイセンスでシンプルで・・・。って感じやけど、日本の広告とかってやたら漫画の挿絵があってアイドルの写真があって・・・とハイセンスと言うよりはある意味ナイスなデザインが多いでしょ?だから、スウェーデンでこういうある意味ナイスなデザイン(多分、このサラミチップスはドイツからの輸入品だと思うけど)を見つけると、「はは〜ん。」とニヤついてしまうの。
勿論、別に日本が恥ずかしいとかそういう事は全くないのよ。オラは日本を誇りまくっているし、自慢しまくりなんですが、こちらの細かいハイセンスぶりにはちょっと失禁しがち。また、スウェーデンとか北欧って聞くだけでおしゃれすぎるやん?その環境の中で、赤子が県ずきん(分からなかったらごめん。)をかぶっていたり、夫の両親がスーパーからもらってきたカレンダーを使っていたり、意味不明な日本語ロゴのTシャツを見つけたり、かなりダサイけど、実は私も日本で散々やっていた出来事や事柄をスウェーデンで見つけると落ち着くの。これは自分が日本人だからと言う劣等感なのか、はたまたその劣等感に酔いしれているのかは謎なんですが、「ある意味ナイス」なデザインやデザインに関しては大歓迎なの。ただそれだけ。
マーケットに行ってきたのさ!
木、金、土曜とわが街オストションドの広場から湖にかけて大きなマーケットがあったので行ってきたよ!「行ってきたよ!」っていっても、家から歩いて5分もかからないところにあるので、気合いを入れて言う程でもないんですがね。でも、買いたいものがあったので、夫と一緒にお買い物をしにいったのよ!写真の風景は湖近くなんですが、どんよりしていて寒かった。気温は多分0度程でたいして極寒ではないと思うんですが、風があったからね。
オストションドではたびたびこういうマーケットが開かれているんですが、地元の食べ物から、「誰が買うの?」と思うような生活用品から、毛皮からいろんなものが売っています。地元色が濃いと思えばカスのようなものまで。なかなかナイスなマーケットでございます。
土曜日だったので、天気は悪いけど、沢山の人でした。雪までちらついているにも関わらず、湖の目の前にある屋外の冬季限定カフェには沢山の人!コーヒーを飲んだり、ソーセージを網にのせて焼いたりしているの。とてもスウェーデンっぽい。しかも湖は今年もしっかり凍りついているので、湖の上には散歩コースやスケート場などがあり、マーケットがなくとも週末は人でごった返していますの。幼児達が体の半分もあろうかと思われるヘルメットをかぶり、ヨチヨチとスケートで滑る様(しかも沢山の幼児)はなかなかの絶景。何となく、「転べ!」って願ってしまうの。
そんな事はどうでも良いけど、何を買いたかったかと言うと・・・そう、トナカイのソーセージ(薫製されたもの)とオオツノジカのソーセージ。ここの人はオオツノジカやトナカイを結構食べるのです。夫が小さかった頃は牛肉よりもオオツノジカを沢山食べていた。と言っていました。でもね、美味しいよ。若いオオツノジカなんかは臭いもなくて最高よ!ぜひお試しあれ。
そんでもってチーズです。このチーズは地元のチーズでSkärvångenのチーズです。ヤギのチーズはなかなか。北スウェーデンの薄いパンにつけて食べるのがたまらないのよ。ここのチーズ工場では夏場にカフェみたいなものもやっていて飲み物とチーズやビスケットが食べ放題。工場見学なんかもできるので、地元の観光スポットとしても有名です。
そしてこの右の写真の白い薄いものがさっきから言っている「薄パン」です。まあ、日本語で本当は何と言うのかは知らないけど、直訳すると「薄パン」。
この薄いパンは堅いものもありますの。昔は各家で薄パンを焼いていたそうですが、今ではほとんどないみたい。でも、田舎のほうに行くと、村の中に薄パンを焼くオーブンがあって、共同で使えるって言う話もきいた事があります。今となっては薄パンも結構特別な食べ物です。
どうでも良いけど、こういうマーケットが催されるたびに、湖のほとりには必ず馬がいるのね。幼児用のアトラクションだと思うんですが、毎回、必ず馬がいるの。しかも、きゅっと引き締まったかっこいいアラビアンホースとかではなく、どっしりがっしりした「僕、北の寒さにも負けません」って真面目に喋りそうな、働き者っぽい馬。ああいう馬を見ていると、心温まる。
インドの反動
インドは大好きだけど、インドにはない物が恋しかった今日この頃。なんか、快適なセントラルヒーティングやお湯のでるシャワー、カルキが詰まって白くなっていないシャワーなどなど。ベッドもふかふかやし、スウェーデンは本当に極楽。この調子で幸せに浸るあまり、インドでつけた脂肪を除去すべく、死闘のダイエット中にも関わらず、なぜが数年に一度来ると言う、手作りケーキブームが到来してしまったので、毎日泡立て器でメレンゲを作る傍ら腕筋をつけております。
インドから帰ってきて以来、暇でね。家族ディナーを催した際にチーズケーキを作ったのが楽しくて、色々作ってみましたの。また、インドから帰ってくる際に免税店でポートワインを買ってきたんですが、それにはやはりチョコレートケーキだろうと言う事で、ガトーショコラなんていう、モダンなものを作ってみました。これはおいしかった・・・。これが レシピ 。好きなものを作って下さい。
しかし、今回の手作りケーキブームは良いね。前回のブームは日本にいた時に到来していたんですが、何せ日本なもので、大きなオーブンがなかったの。電子レンジにオーブン機能のついているものを使用していたため大きな物やいくつも焼きたいとなると結構大変。それに引き換え外国のキッチンの素晴らしい事!まあ、ガスコンロや魚のグリル機能がついていないのは大いに不満なんですが、このオーブンのりがたさ。ブーム到来時には必要不可欠ですな。でも、魚を焼くところは欲しい・・・。
それにしても、ネットって素晴らしいよね。料理本を買わずともどこでもレシピを手に入れられるからね。これは恐ろしい程に素晴らしい。特にスウェーデンに住んでいるから材料がない分始めから自分で作らないといけないでしょ?そういう時に手軽に調べられるし、今更ながらネット時代に感謝しておりの。キムチがない国でキムチが食べたくなった時の苦しみ・・・。あ、なんかキムチが食べたくなってきたし作るかな。
ちなみに、毎日ケーキは作っているんですが、ケーキをあまり口にしない(ちょっとした苦行みたいな感じ。)ようにしていたので、無事体重は元に戻りました。良かったー。でも、インドではあれだけ毎日油を食べていたんだから太るのは当たり前やね。スウェーデンに帰ってきてから油なんてほとんど使わなかったしね。私は一体インドで何リットルの油を摂取したんでしょう。考えるだけで恐ろしい。




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